症例のご紹介
2013年5月13日 月曜日
猫の子宮蓄膿症
先日、猫の子宮蓄膿症の手術を行ないました。
数日前からの元気・食欲の低下が主訴で、今回のケースは閉鎖型という陰部から排膿のないケースだったため、飼主様の発見が遅れてしまっていました。
腹部触診で拡張した子宮らしき組織を触知し、レントゲン・エコー検査で診断を確定、血液検査上で手術リスクを十分評価した上で手術を実施しました。
手術は問題なく終了し、術後経過は良好でした。
今回のケースでひとつ問題になったのは、この猫ちゃんのおうちが多頭飼育だったため、この猫がこれまでに避妊手術している子かどうか、当初わからなかったということです。避妊手術済みの子の下腹部に腫瘤が触知されたとなると腹腔内腫瘍も考えないといけなくなるため、状況が全く異なりますからね。。
若いうちの不妊手術が大事だというのはこれまで同様大切な事ですが、各個体の健康管理の重要性を強く認識するケースでした。
数日前からの元気・食欲の低下が主訴で、今回のケースは閉鎖型という陰部から排膿のないケースだったため、飼主様の発見が遅れてしまっていました。
腹部触診で拡張した子宮らしき組織を触知し、レントゲン・エコー検査で診断を確定、血液検査上で手術リスクを十分評価した上で手術を実施しました。
手術は問題なく終了し、術後経過は良好でした。
今回のケースでひとつ問題になったのは、この猫ちゃんのおうちが多頭飼育だったため、この猫がこれまでに避妊手術している子かどうか、当初わからなかったということです。避妊手術済みの子の下腹部に腫瘤が触知されたとなると腹腔内腫瘍も考えないといけなくなるため、状況が全く異なりますからね。。
若いうちの不妊手術が大事だというのはこれまで同様大切な事ですが、各個体の健康管理の重要性を強く認識するケースでした。
投稿者 西京極どうぶつ病院