症例のご紹介

2013年5月24日 金曜日

最近のレーザー症例

最近、皮膚腫瘍の局所麻酔下でのレーザー処置が増えてきています。
無症状の場合はあまり積極的に勧めていないのですが、動物自体が気にしてなめていたり、ぶつけたりして出血したりジクジクしたりしている場合には処置が必要になってきます。
また、手術不適応(進行した癌や全身状態が悪くて手術できない病態)のケースでも局所の緩和治療として行なう事が多い状況です。

使用しているのは飛鳥メディカルの反導体レーザー治療器

 

 
皮膚腫瘍を局所切除して病理検査に出す事も可能ですし、
蒸散してなくしてしまう事もできます。

色々な使い方のできる非常に有効な治療アイテムです!!!

処置後少しの間は気にして舐めたり掻いたりする事もありますが、多くの場合は数日程度で落ち着きます。
すべてのケースに適応とは言えませんが、治療手段のひとつとして今後も使っていきたいと思います。




投稿者 西京極どうぶつ病院