症例のご紹介
2013年8月22日 木曜日
耳道内腫瘤(炎症性ポリープ)
先日、手術を行った耳道内腫瘤の治療ケースを報告します。
左右の耳道内側に耳栓をするような形で腫瘤ができていました。
かなり奥の方から発生していたため、局所麻酔と全身麻酔を併用して、引っ張り出しながら半導体レーザーで摘出しました。出血もほとんどなく、比較的容易に摘出できました。
病理検査結果は 炎症性ポリープ で、慢性外耳炎の結果、耳道粘膜が肥厚してできてしまったと考えられます。同じような病態で耳道腺癌という悪性腫瘍が発生している事もあるため、今回は悪いものでなくてよかったと思います。
慢性外耳炎をしっかり治療しておかないとこのような病態が起こる事もあるので、外耳炎でお耳を痒がっているワンちゃんたちではくれぐれも注意してもらいたいと思います!!!
左右の耳道内側に耳栓をするような形で腫瘤ができていました。
かなり奥の方から発生していたため、局所麻酔と全身麻酔を併用して、引っ張り出しながら半導体レーザーで摘出しました。出血もほとんどなく、比較的容易に摘出できました。
病理検査結果は 炎症性ポリープ で、慢性外耳炎の結果、耳道粘膜が肥厚してできてしまったと考えられます。同じような病態で耳道腺癌という悪性腫瘍が発生している事もあるため、今回は悪いものでなくてよかったと思います。
慢性外耳炎をしっかり治療しておかないとこのような病態が起こる事もあるので、外耳炎でお耳を痒がっているワンちゃんたちではくれぐれも注意してもらいたいと思います!!!
投稿者 西京極どうぶつ病院