症例のご紹介
2013年11月14日 木曜日
猫の膵臓腫瘍
先日、猫の膵臓にできた嚢胞状腫瘤の切除を行いました。
臨床症状は特になかったのですが、エコー検査にて増大してくる膵臓の嚢胞状病変があったため、ご家族とよく話し合った結果、今後もっと大きくなったらいけないので切除することになりました。
腫瘤は膵左葉から発生しており、十分なマージンをもって切除しました。
病理組織検査結果は良性の腺腫だったのですが、猫の膵臓腫瘍は非常に稀な疾患なので情報が少なく、今後の経過は要注意かと思っています。
膵臓の機能が落ちると消化酵素が出にくくなって消化不良が起こったり、糖尿病になりやすくなる心配があります。現時点では何も問題ありませんが、今後も気をつけていきたいと思います。
臨床症状は特になかったのですが、エコー検査にて増大してくる膵臓の嚢胞状病変があったため、ご家族とよく話し合った結果、今後もっと大きくなったらいけないので切除することになりました。
腫瘤は膵左葉から発生しており、十分なマージンをもって切除しました。
病理組織検査結果は良性の腺腫だったのですが、猫の膵臓腫瘍は非常に稀な疾患なので情報が少なく、今後の経過は要注意かと思っています。
膵臓の機能が落ちると消化酵素が出にくくなって消化不良が起こったり、糖尿病になりやすくなる心配があります。現時点では何も問題ありませんが、今後も気をつけていきたいと思います。
投稿者 西京極どうぶつ病院