症例のご紹介
2014年3月20日 木曜日
耳血腫の犬の手術をしました!
先日、久しぶりに耳血腫の犬の手術を行ないました。
耳血腫は耳介軟骨の損傷によって耳に血液がたまる病態で、犬において時々見られます。猫やウサギやフェレットでも起こる事はありますが、あまり多くない気がします。
内服薬を中心とした治療や定期的に針を刺してたまった液を吸い取りつつ耳を圧迫するなど、様々な内科的治療で治癒する事も多いため、手術までするケースはそれ程多くありません。
今回のケースは当初耳介の一部において耳血腫が起こっていたのですが、内科治療をしていても全体に拡がり、ワンちゃん自体がかなり耳を気にして振っているような状況だったので手術を決断しました。
術式はいくつかの方法が報告されていますが、今回は耳介内側にいくつかの穴をあけて縫合する方法をとりました。
なるべく耳介の変形が少ない状態で治ってくれればと思います。
術前の腫れた耳
手術後の腫れのなくなった耳
術後の耳介の内側の様子
耳血腫は耳介軟骨の損傷によって耳に血液がたまる病態で、犬において時々見られます。猫やウサギやフェレットでも起こる事はありますが、あまり多くない気がします。
内服薬を中心とした治療や定期的に針を刺してたまった液を吸い取りつつ耳を圧迫するなど、様々な内科的治療で治癒する事も多いため、手術までするケースはそれ程多くありません。
今回のケースは当初耳介の一部において耳血腫が起こっていたのですが、内科治療をしていても全体に拡がり、ワンちゃん自体がかなり耳を気にして振っているような状況だったので手術を決断しました。
術式はいくつかの方法が報告されていますが、今回は耳介内側にいくつかの穴をあけて縫合する方法をとりました。
なるべく耳介の変形が少ない状態で治ってくれればと思います。
術前の腫れた耳
手術後の腫れのなくなった耳
術後の耳介の内側の様子
投稿者 西京極どうぶつ病院