症例のご紹介
2014年1月17日 金曜日
肉球にできた悪性黒色腫による断指手術。
悪性黒色腫はメラニン色素を作るメラノサイトの腫瘍で、犬では皮膚、口腔内、目などでよく見られます。
今回の症例は、肉球の横にできた腫瘤が徐々に増大し、肉球の半分くらいまで浸潤していいました。
局所摘出では取りきれないと判断して、断指手術を行いました。
術後経過は良好で、跛行(びっこ)もありませんでした。
局所的には取り切れていたのですが、今後は遠隔転移が起こらないように注意が必要です。抗がん剤の使用も十分検討しつつ、経過を観察していきたいと思います。
術前
術後
今回の症例は、肉球の横にできた腫瘤が徐々に増大し、肉球の半分くらいまで浸潤していいました。
局所摘出では取りきれないと判断して、断指手術を行いました。
術後経過は良好で、跛行(びっこ)もありませんでした。
局所的には取り切れていたのですが、今後は遠隔転移が起こらないように注意が必要です。抗がん剤の使用も十分検討しつつ、経過を観察していきたいと思います。
術前
術後
投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL
2014年1月 1日 水曜日
膀胱結石に注意!
新年早々ですが、年末に手術をした膀胱結石の犬の報告です。
昨年末はたくさんの手術症例が入ってきて、バタバタしていました。
大変な手術も多かったのですが、何とか無事に終わったので本当に良かったです。
写真は膀胱結石の症例から摘出した結石です。
腎臓や尿管を経て膀胱結石が形成され、慢性の膀胱炎や尿道炎による尿道狭窄なども起こっていました。
結石摘出によって症状の改善はみられましたが、結石の再発や狭窄した尿道の今後の経過には注意が必要です!!!
昨年末はたくさんの手術症例が入ってきて、バタバタしていました。
大変な手術も多かったのですが、何とか無事に終わったので本当に良かったです。
写真は膀胱結石の症例から摘出した結石です。
腎臓や尿管を経て膀胱結石が形成され、慢性の膀胱炎や尿道炎による尿道狭窄なども起こっていました。
結石摘出によって症状の改善はみられましたが、結石の再発や狭窄した尿道の今後の経過には注意が必要です!!!
投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL