症例のご紹介
2014年5月17日 土曜日
フェレットの皮膚腫瘤〜皮脂腺腫瘍〜
先日、目の上に腫瘤ができたフェレットが来院されました。
表面が自壊した腫瘤からでた出血や漿液で、目の周りは写真のように凄まじい状況になっていました。。。
術前検査を行なったところ、麻酔には十分耐えられそうな状態だったため、手術を実施致しました。
術後経過は良好で、傷跡もほとんど気にならないくらいきれいに摘出できました。
病理組織検査結果は「脂腺上皮腫」で、局所浸潤や脈管内浸潤も認められなかったので良好な予後が期待できそうです。脂腺上皮腫は犬猫では低悪性度腫瘍とされているようですが、フェレットでは良性腫瘍とされているそうです。
高齢のフェレットの麻酔は心配な事も多いのですが、今回のように腫瘤が自壊して痛々しい状況になっている場合は手術という選択肢も十分考慮すべきと考えました。
表面が自壊した腫瘤からでた出血や漿液で、目の周りは写真のように凄まじい状況になっていました。。。
術前検査を行なったところ、麻酔には十分耐えられそうな状態だったため、手術を実施致しました。
術後経過は良好で、傷跡もほとんど気にならないくらいきれいに摘出できました。
病理組織検査結果は「脂腺上皮腫」で、局所浸潤や脈管内浸潤も認められなかったので良好な予後が期待できそうです。脂腺上皮腫は犬猫では低悪性度腫瘍とされているようですが、フェレットでは良性腫瘍とされているそうです。
高齢のフェレットの麻酔は心配な事も多いのですが、今回のように腫瘤が自壊して痛々しい状況になっている場合は手術という選択肢も十分考慮すべきと考えました。
投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL