症例のご紹介
2015年2月22日 日曜日
オス猫の乳腺腫瘍(乳腺癌)〜稀なケース〜
先日、久しぶりにオス猫の乳腺腫瘍(乳腺癌)の症例がありました。
避妊手術をしていないメス猫の乳腺腫瘍は比較的よく遭遇する病気ですが、オス猫の乳腺腫瘍は本当に珍しく、これまでに数件しか経験がありません。
術式や予後が変わるわけではないと思いますが、珍しいだけにデータも少ないので本当にどうかはわかりません。
今回の症例はリンパ節転移もなく、マージンもクリアだったので大丈夫かと思いますが、「絶対に大丈夫」とは言えません。
早期診断、早期治療の重要性を感じるとともに、オスだから乳腺腫瘍にならないという油断をしないようにしなければと思いました!!!
内出血しているのは細胞診検査の影響も少しあります。
しっかりとマージンを取って摘出しました。
リンパ節廓清もバッチリできています。
避妊手術をしていないメス猫の乳腺腫瘍は比較的よく遭遇する病気ですが、オス猫の乳腺腫瘍は本当に珍しく、これまでに数件しか経験がありません。
術式や予後が変わるわけではないと思いますが、珍しいだけにデータも少ないので本当にどうかはわかりません。
今回の症例はリンパ節転移もなく、マージンもクリアだったので大丈夫かと思いますが、「絶対に大丈夫」とは言えません。
早期診断、早期治療の重要性を感じるとともに、オスだから乳腺腫瘍にならないという油断をしないようにしなければと思いました!!!
内出血しているのは細胞診検査の影響も少しあります。
しっかりとマージンを取って摘出しました。
リンパ節廓清もバッチリできています。
投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL
2015年2月14日 土曜日
最近の歯科症例より〜歯石取り〜
最近、歯科症例が増えています。
歯石がたくさんついている犬の歯石取り(スケーリング)や抜歯などです。
同時にちょっとした腫瘤(しこり)の摘出もあったりしました。
犬はムシ歯よりも歯槽膿漏になる事が多く、進行すると歯がぐらついて抜けてしまいます。
本当は歯石がつかないようにこまめにハミガキをするのが大事ですが、歯石がついてきたら早めに歯石を取ってキレイにし、またつかないようにハミガキをする事をお勧めします。
歯石がたくさんついている犬の歯石取り(スケーリング)や抜歯などです。
同時にちょっとした腫瘤(しこり)の摘出もあったりしました。
犬はムシ歯よりも歯槽膿漏になる事が多く、進行すると歯がぐらついて抜けてしまいます。
本当は歯石がつかないようにこまめにハミガキをするのが大事ですが、歯石がついてきたら早めに歯石を取ってキレイにし、またつかないようにハミガキをする事をお勧めします。
投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL